公開後90日で見るべきWebサイトの数字
サイトを公開してすぐに、成果を一つの数字で判断するのは難しいものです。検索エンジンが新しいページを見つけ直す時間、既存の営業活動や季節性、コンテンツ更新の有無も影響します。最初の90日は、何が起きているかを理解し、次に改善する一点を選ぶための期間として使います。
数字は、同じ問いに答えるものではありません
検索での表示やクリック、サイト内での閲覧や行動、問い合わせの内容、社内での更新しやすさは、別々に確認します。数字を並べるだけではなく、事前に決めた目的と照らして読みます。
1. 検索で見つかる入口を確認する
Search Console では、どのページが検索結果に表示・クリックされているか、予期しないエラーがないかを確認します。公開前の状態と機械的に比較するのではなく、重要なページが対象読者の検索と結びついているか、移行したURLが正しく扱われているかを見ます。
2. サイト内での利用を確認する
アクセス解析では、読まれているページ、次に読まれる内容、問い合わせや資料への経路を確認します。短い滞在時間や少ない閲覧数を単独で失敗と決めつけず、ページの役割に照らします。連絡先をすぐ見つけるべきページと、比較のためにじっくり読むページでは、期待する使われ方が異なります。
3. 問い合わせの質と、現場の声を集める
件数だけでなく、どのページを見て何を尋ねているか、営業や採用担当にとって説明が楽になったかを記録します。訪問者の質問は、足りない情報や分かりにくい用語を教えてくれます。数値化しにくい声も、次の原稿やFAQの重要な材料です。
4. 次の90日に一つの仮説を置く
優先順位は、もっとも数字が大きい課題ではなく、目的への影響と改善可能性から決めます。例えば、よく読まれるサービスページに事例や次の行動を補う、検索で見つかる説明を分かりやすくする、更新手順を軽くする、といった小さな改善です。変更内容と意図を記録すれば、次の確認が学びになります。
IMPROVE WITH EVIDENCE
公開後の気づきを、次の改善に変えませんか。
目的、閲覧状況、問い合わせ、更新の負担を一緒に見ながら、次に取り組む一点を整理します。
確認日・参考情報
2026年8月2日確認。検索とサイト内利用の数字は異なる役割を持つため、Google Search Central のGoogle Analytics と Search Console の説明を参照しています。検索トラフィックの変化を調べる際は、検索トラフィック減少のデバッグガイドも参考になります。